蔵元の想いが生み出すストーリー
蔵の歴史
江戸時代後期、慶応2年創業。群馬県の東部に位置する太田市鳥山地区で150年以上続く酒蔵です。
明治時代に建てられた店舗兼主屋、本蔵、煙突などが、酒造りの過程とその歴史を物語る建物として地域の景観に寄与していることが認められ、平成15年に「太田市景観賞」の大賞を受賞。平成28年には、「国登録有形文化財」に認定されました。
直営店舗には喫茶店やギャラリーなどが併設され、ライブや作品展、講習会など多用途に使用されています。
現在は6代目蔵元今井毅社長のもと、県内蔵元と共同醸造を行っています。
明治時代に建てられた店舗兼主屋は、「太田市景観賞」の大賞を受賞のほか「国登録有形文化財」にも認定
蔵元の想いが生み出すストーリー(3つのブランドシリーズ)
今井酒造店の銘柄の一つは「ちゅぴるん」です。作家の卵が発案した可愛らしい鳥のキャラクター「ちゅぴるん」がラベルに描かれています。宇宙から誕生した「ちゅぴるん」のファンタジックなストーリ―が展開されるこの銘柄は、すっきりと品のある味わい。「ちゅぴるん」の好物である塩辛と合わせてお楽しみください。
二つ目のブランドである「雷雲(らいうん)」は、天地の理を表現した力強い日本酒です。古来、雷は雨の前兆としてあがめられ、農作物に恵を降り注いでいました。上州名物夏の風物詩「雷」をモチーフにした銘柄は、蔵元の理想をそのまま表現しました。
三つ目のブランドである「夢宇宙(ゆめうちゅう)」は「ちゅぴるんシリーズ」と「むつらぼし」です。大きな夢、宇宙への果てない夢を込めました。
直営店舗には喫茶店やギャラリーなどが併設され、ライブや作品展、講習会など多用途に使用される
「かぜくら」
店舗には「喫茶室サロンかぜくら」が併設されています。お酒を使ったスイーツなど、安心・安全に配慮した食材を使用した豊富なメニューがあります。喫茶店にはギャラリーがあり、期間ごとに様々なテーマの個展が開催されるため、訪れるたびに違った作品と出会えるのも魅力のひとつ。
また、登録有形文化財、新蔵・本蔵は「酒蔵ギャラリー夢宇宙」として様々な催しが開催できます。
蔵元より(6代目蔵元:今井毅)
弊社の製品は、「楽しさ」と「夢」と「厳しさ」を特徴としています。毎日食べるご飯やお味噌汁などと同じく、日本酒は日本人の文化に根差しているものと改めて発見していただき、日本酒に興味のない方々にも身近に感じていただければと思います。そのためにも、より多くの人々に楽しんでいただける酒蔵を目指して参ります。