蔵の歴史
明治5年創業。中之条町から高山村へ続く国道145号沿いの、清らかな水と緑豊かな山間の地に蔵を構えます。
少人数でありながら、基本に忠実な酒造りを心がけており、令和元年には、「第90回関東信越国税局酒類鑑評会」の純米吟醸酒の部で最優秀賞(主席)を受賞しました。
現在は6代目蔵元吉田和宏社長のもと、酒造りのコンセプトを大切にしながら、造ることも、売ることも、酒を中心とした人と人との繋がりから学び、広げています。
明治5年創業。中之条町から高山村へ続く国道145号沿いの、清らかな水と緑豊かな山間の地に蔵を構えます。
少人数でありながら、基本に忠実な酒造りを心がけており、令和元年には、「第90回関東信越国税局酒類鑑評会」の純米吟醸酒の部で最優秀賞(主席)を受賞しました。
現在は6代目蔵元吉田和宏社長のもと、酒造りのコンセプトを大切にしながら、造ることも、売ることも、酒を中心とした人と人との繋がりから学び、広げています。
清らかな水と緑豊かな山間の地に蔵を構える
貴娘酒造のメインとなっている銘柄「貴娘(きむすめ)」は、蔵の名前を冠し、酒造りの原点とも言える酒です。口当たりがよく飲みやすい酒質で、和食の料理と合わせて飲むのがおすすめです。
セカンドブランドとして「咲耶美(さくやび)」銘柄も展開しています。6代目蔵元が平成19年に蔵に入り、酒造りを始めた際に手掛けた新ブランドです。地域の酒の消費が下がり酒屋も減っていくなかで、新しいブランドの開発に尽力しました。首都圏を中心に展開しています。
6代目蔵元が酒造りを始めた際に手掛けた新ブランド「咲耶美(さくやび)」。普段日本酒にあまり親しんでいない方でも飲みやすく、分かりやすい味わい
「咲耶美」は、「貴娘」を亀口(※1)から直接瓶詰めしたお酒です。「貴娘」を造る際に、亀口から飲むフレッシュな飲み口を多くの方に届けたいという蔵元の想いから生まれました。華やかで香り高い酒質は、普段日本酒にあまり親しんでいない方でも飲みやすく、分かりやすい味わいです。
銘柄の名前は、日本の女神「木花咲耶姫(このはさくやひめ)」(※2)に由来。火難除けや安産・子授けの神として有名ですが、同時に酒造りの神でもあります。落款は「ヤマユリ」で、地元中之条町の花をあしらっています。
(※1)亀口とは、タンクに入った醪(もろみ)から酒を絞る際に、酒が出てくる出口。
(※2)名称、表記に諸説あり。
酒造りは、自分で造った酒を自分の手で売ることができ、飲み手の本当の声が聞けることに面白さ・やりがいを感じられます。
今後は、「貴娘」ブランドを残しつつ「咲耶美」を全国に広げていく取り組みに力を入れていきたいです。「咲耶美」が多くの消費者に認知され、そこから「貴娘」も人気になっていく仕組みを作るのが目標です。