蔵の歴史
明治5年創業。草津温泉の麓、長野原町に位置する浅間酒造は、奥上州の非常に乾燥した環境と、地元から湧き出る天然水で酒造りを行っています。
「地元で作付けした原料米を使用した“本当の地酒”を造りたい」という蔵元の想いから、長野原の風土に合った品種を選定し、自社で栽培に取り組んでいます。
現在は観光センターが併設され、6代目蔵元櫻井武社長のもと、地域の特徴を活かした独自の取り組みを行っています。
明治5年創業。草津温泉の麓、長野原町に位置する浅間酒造は、奥上州の非常に乾燥した環境と、地元から湧き出る天然水で酒造りを行っています。
「地元で作付けした原料米を使用した“本当の地酒”を造りたい」という蔵元の想いから、長野原の風土に合った品種を選定し、自社で栽培に取り組んでいます。
現在は観光センターが併設され、6代目蔵元櫻井武社長のもと、地域の特徴を活かした独自の取り組みを行っています。
草津温泉の麓、長野原町の浅間酒造観光センターと併設された酒蔵
浅間酒造のメイン銘柄は「秘幻(ひげん)」。標高600mという風土を生かし、この土地だからこそ造り出すことができるサラッと乾いた味わいを特徴としています。飲んだあとのキレを大事に醸された酒質は、食中酒としてお楽しみいただけます。
浅間酒造の酒がもつ独特の渋みは、特に野菜との相性が良いことから“日本一野菜に合うお酒”をコンセプトに掲げ、近年ではビーガン認証も取得しました。
美味しい高原野菜が豊富な群馬の蔵元だからこそ、土地の特産と合わせて楽しむことができる酒造りを大切にしています。
“日本一野菜に合うお酒”をコンセプトに掲げ、近年ではビーガン認証も取得
浅間酒造のこだわりは“品質管理”にあります。一度熟成させたお酒は自然に若返ることはありません。そのため、できるだけフレッシュな状態を維持できるよう、それぞれの製品の特性に合わせた貯蔵方法・貯蔵温度による品質管理を徹底しています。
酒造りに力を入れるのはもちろんですが、いくら搾った直後の酒が美味しくても、貯蔵の段階で手を抜くとお客様へ良いものが提供できなくなってしまいます。造りが終わってからも一つひとつの製品を丁寧に、それぞれの規格に適した貯蔵を心がけています。
今後の展望としては、日本酒単体をお客様にご提供するのではなく、この土地に隠れている様々な文化と併せて魅力を提供する取り組みを行っていきたいと思います。
その第一歩として、群馬の作家さんに依頼し“浅間酒造のための酒器”を造っていただきました。
これからも群馬ならではの素材を活用しつつ、様々なアプローチで新たな酒の楽しみ方をお客様へ提供していきます。