蔵の歴史
享保14年創業。もとは近江日野商人(実業家)で、幕府から酒造権を買取り群馬県藤岡市で酒造りが始まりました。
仕込み水には、御荷鉾山の東麓に源流を持つ三波川の井戸水を使用しています。かつては、醤油や味噌の製造、日用雑貨の問屋も手掛けた歴史をもつ酒蔵です。
当主は高井作右衛門(たかいさくえもん)という名を代々襲名し、現在は10代目が社長を務めています。
享保14年創業。もとは近江日野商人(実業家)で、幕府から酒造権を買取り群馬県藤岡市で酒造りが始まりました。
仕込み水には、御荷鉾山の東麓に源流を持つ三波川の井戸水を使用しています。かつては、醤油や味噌の製造、日用雑貨の問屋も手掛けた歴史をもつ酒蔵です。
当主は高井作右衛門(たかいさくえもん)という名を代々襲名し、現在は10代目が社長を務めています。
かつては醤油や味噌の製造、日用雑貨の問屋も手掛けた歴史をもつ酒蔵
高井のメイン銘柄は「巖(いわお)」です。硬水で醸される酒は、穏やかですっきりした味わいのなかにも独特の酸が特徴です。「巖」の由来は、日清戦争、日露戦争の英雄で「陸の大山、海の東郷」と呼ばれた大山巖元師陸軍大将からとっています。
当時は、女性の名前を冠した銘柄がメインであったため、男性を思わせる「巖」銘柄は大きなイメージの転換でした。
ほかにも、「十代目作右衛門(じゅうだいめさくえもん)」や「上州の寒梅(じょうしゅうのかんばい)」などの銘柄の酒を造っています。
型にはめない酒造りを行い「飲んでうまい酒」にこだわる
杜氏の考えを尊重し、型にはめない酒造りを行っています。「飲んでうまい酒」に、こだわっています。
「群馬の地で、群馬のために貢献したい」という蔵元の想いのもと、品質を重視した生産を続けています。
日本酒を飲む人が少なくなってしまっている現在、地道に実直に酒造りと向き合っていきたいです。
地域の方に愛飲いただく酒だからこそ、“ごくごく平凡で飲んでうまい酒”、“気持ちよく酔える酒”を目指していきたいです。高井の酒は、日本料理を引き立てる酒です。どのような飲み方も良いですが、特に冷で飲んでいただくことをおすすめします。